梁の上から


面白い話

あくまでも「面白い話」というタイトルであって「面白い話思いついたから見ろ」でないことをお断りしておく

話が面白いのか?話し方が面白いのか?

面白い話、とは言ったものの、一体何が面白いのだろうか。当然内容が第一に浮かんでくるだろうし、当然それも面白い話の大きな要素の一つであることは間違いないが、しかし筆者にはどうにも話し方の方が重要な要素であるような気がしてならない。決して言い訳ではない。
マクルーハンという学者先生の言葉の一つに、「メディアはメッセージだ」といったものがある。つまり、メディアはメッセージを伝える手段であると同時に、それ自体がある種のメッセージ性を持つ、といった事だ。
好きなあの子への告白、喧嘩したアイツとの仲直り、書く内容喋る内容が一緒でも対面で伝える、電話で伝える、手紙で伝える、それぞれ伝わり方が違うはずだ。きっと、面白い話もそうなんだろう。

「航空外科」‐思いついたけど上手く言葉に出来なかった

一言の方にも書いてあるけど、「航空外科」。休日車に乗っているときにふと目に留まった「口腔外科」の文字から思いついたネタだ。南蛮戦時とかそういうのはどうでもいい。とにかく自分にとっては会心のネタだった。思いついた後しばらく一人でニヤついていた。
昔は筆者にも数は少ないが友達が居て、休み明けに言ってやろうと上手く言葉にしようと四苦八苦したが、上手くいかなかった。あの文をそのまま読んだのだと、くどいような、説明が過ぎるような、説明不足のような、そんな気がして、結局そのまま喋れずじまい。
文章にすればシンプルかつそこそこのネタだと自分では思ってるんだけど・・・ネタも勿論だが上手く言えないと何にもならないって事だね。

「いけじりおおはし」を「いけじりおはし」に見間違えた

正直今となっては何が面白かったんだかさっぱりわからなかった記憶。内容なんか無くったって何かを間違えれば大笑いするほど面白いと言う例を挙げる。
田園都市線に「池尻大橋(いけじりおおはし)」って駅があるんだけど、だいぶ前電車に乗ったときに、ふと顔を上げるとひらがなで「いけじりおおはし」と書いてあるところに柱が被って「いけじりおはし」になってたことがある。
テンションが高かったわけでも疲れてたわけでもないのに何故かツボに入って、大笑いするのは何とか堪えたけれどもニヤつくのを抑えきれず、非常に困った。
いったい何が面白かったんだろう?ひらがなだろうか?「おはし」だろうか?今でもわからない。
余りに面白かったんで友人に言おうと思ったがその前に冷静になれてよかった。

自分には会心のネタでも・・・

これは単なるセンスの問題か。具体例は忘れたけど何度かそういう思いをして悔しかった。

人間関係によっても変わる

「ゆゆ式」というアニメがある。多分これはいい例になると思うから挙げる。
まぁ一言で言えば「女の子の三人組がぐだぐだする」って内容なんだけど、これが本当にぐだってるだけで、本人達は凄く楽しそうだが何が面白いのかさっぱり解らない、といった代物だ。とても好きだけど。
でもこんな経験って無いだろうか?友達が何か言って凄い面白かったけど、冷静になって見ればなんだよアレと思ったりとか、その逆で他人の話だと普通につまんねとか・・・。
たぶんアイツと一緒だから楽しいとかそういうのだと思う。筆者はここ数年そんな思いしてないけど。
試しに貴公の友人が会話の中で突然「うんこ」って言うのを想像して欲しい。多分面白いだろう。
一方ここで拙者が突然「うんこ」と書いて見る。きっとつまらない。たぶんつまらない。つまりはそういうことだ。

オチが欲しいけど・・・

ここまで書いたけど正直オチは思いつかない。多分いけてる人ならここでそれっぽい小話を引いて〆るんだろうけど、難しい。
あ、いま読者諸氏からの評価が落ちた。と言うところでこれをオチにして今回はお開きと言うことで。ちゃんちゃん。

2013/11/13
雑記一覧へ
topに戻る
inserted by FC2 system