梁の上から


2014年4月

2014/4/30
何となくEテレの放送休止のアレを見てみたが、24時間放送してるっていうのも最近始まった事なんだよなぁとか、別に24時間ぶっ通しで放送してる必要も無いんじゃないかとか、いやでも深夜放送を見る人が居てそういう労働形態に変わりつつあるんだよなぁとか、まぁ珍しく真面目な事を考えられてそれなりに面白かった。一度じっくり見てみると何かしら得るものがあるかも知れない。もちろん無いかも知れない。
さて今日も前日のようにガチャガチャを回してきた。昨日は400円だったのが今日は何故か300円だったので得した反面釈然としないものがあった。今日は六回回してきたので、計十回になる。我ながらいい養分だと思うが、まぁとにかく結果としてはタイガーUが4、ハーフトラックとチャーチルが2、八九式とシャーマンが1という納得いくようないかないような結果になった。

2014/4/29
「Japanese Only」がどうのこうのって暫く前に話題になっていたが、やはりそういう線引きも必要なのではないか、と思わせられる事件があった。「右傾化が云々」と騒ぐ前にまぁ落ち着いて聞いてほしい。
昼下がりに都内の某駅で電車を待っていると、何やら外人のアベックが近づいてくる。まぁ別に小生に用があるわけじゃないだろうと気にしないでいると、予想に反して小生に用があったようで、「どこどこの駅に行きたいんだが」と話しかけてきた。それも英語で。
それが悲劇の始まりだった。自慢じゃないが小生は中高生の頃英語はいつも一番下のクラスだった。ここで一言「No」と言って別のまともな人間に行かせることもできたはずだが、持ち前の人の好さと小心さがそれを許さなかった。仕方ないのでクソみたいな英語でホームはここで合っている事、しかし次は急行で急行は連中の行きたい駅には止まらない事、一本待たなくてはならない事を必死に説明した。
が、そこはやはりクソみたいな英語だったので今一要領を得なかったのか次第に「うわぁ・・・」というか聞く奴間違えたなみたいな顔を二人してし始めた。悲しくなったが何とか説明し終わると、「oh...sankyuu...」みたいなこと言って案内板の方に向かい始めた。
地獄に仏、渡りに船、この状況で丁度電車が来たので逃げるように乗り込んだ。何だか凄く悲しかった。後こっちはただの一般人で上手く答えられなければいけない義務などありはしないし、そもそも小生に話しかけたのはあっちであるので、妙な者を見るような顔をするのは失礼ではないか。
ともかく発車したのでちらとホームと車内を見ると一応乗ってはいなかったようなので何とか理解して無事目的地に着いてくれた事を祈るばかりである。
もし小生が「Japanese Only」の貼り紙をどこかに貼っていたら、彼らはまともな人間にちゃんと聞くことができ、小生も悲しい思いをせず、誰も不幸にならなかったのでは、と思う次第である。

所で今日はワールドタンクミュージアムのガチャガチャを四回程回してきた。うち三回はタイガーUだった。前のシリーズを回した時は八回ほどやったのに一回もタイガーが出ず、殆ど88oとエレファントだった。タイガーUがあまり好きじゃなくタイガーの方が好きなだけにやるせないというか納得いかない思いである。無論、これが連中の狙いなのであるが。

2014/4/27
一昨日は暇だったので一日中部屋で座っていた。昨日も暇だったので同様に部屋で座っていた。今日こそはと思ったがやはり暇だったので部屋で座っていた。帰納法的に考えれば恐らく明日も明後日も明々後日も暇なので部屋で座っている事だろう。
何も考える気がしないのでただひたすらに座り続けた。電話にも出ず、インターホンが鳴っても出ず、新聞が来ても出ず、何か物音がしても座り続けた。そして月日が経ち、世界は滅亡の危機に瀕していた。今まさに最悪の結果を迎えようとし、誰もが現れるはずのない英雄を、機械仕掛けの神を待っていた。
それでもやはり座り続けた。最悪の事態が起きた。爆弾が落ち、恐怖と暴力が世界を多い、全ては一握りの砂となった。全てが混沌に飲み込まれ、誰からも忘れ去られてなおただ座り続けた。そして宇宙すら寿命を迎えた。熱的死を迎えたのか、ビッグクランチが起きたのか、ただ座り続ける者にとってはどうでもよかった。
時間という概念すら薄れた頃、彼は急速に膨張を始めた。爆発と言っても良かった。彼を構成していた物質は拡散し、衝突し、新たな世界を作り始めた。これが宇宙の誕生、ビッグバンだった。

どうしようもなく暇だったのでそんなことを考えていたらようやく一日が終わった。

2014/4/18
この前の日曜日パソコンを買った所、注文になるので来るのは黄金週間後になる、と言われた。まぁ駆け込み需要って奴もあるし気長に待つか、と思っていた。が、何と今日届いたから受け取りに来てもいい、との電話があり、取りに行った。
デスクトップのパソコンを買うのは初めてで、店員には何ならセットアップサービスを使ってはどうか、と言われたが、やはり高いし説明書と首っ引きでやれば大体何とかなるだろう、と自分でやることにした。家に帰り早速箱を開け諸々を取出し据え付け、電源を入れセットアップを開始する。さてわざわざ高い金取ってまで代行するほどの作業とは、と身構えてやっていくと、何とまぁあっさりと終ってしまった。殆ど言われたとおりにクリックしていくだけだった。
この程度の作業で一万円強取ろうなどなんとボロいな商売だろうか。世の中にはSNSやメールサービスのアカウント作成を代行する商売があるらしいが、つまらないことで金を取ってやろうとする奴の多さ、逆に言えばわざわざ金を払わなくても自分で何とかなる事の多さを思い知った。一方もしかしたら今も自分は他人から見ればつまらないことで金を取られているかも知れない。資本主義社会とはかくも恐ろしいものか、との思いを強めた一日だった。

2014/4/9
この季節には春眠暁を覚えずなんて言葉があるが、まさにその通りだと思う。この前の日曜日、皇居の乾通りが一般公開されるというので朝一で並んで見学した後、自分で旨い天丼を作れるようになるんじゃないかと思うくらいの長い時間待って天丼を食ったりとか夜の明治神宮参拝に行こうと思っていたとか珍しく色々とあった。
なのでその日は家に帰り次第日記でも書くつもりだったのだが、家に帰ったらどうも眠いので後でいいやと思っていたら気が付いたら三日程経ってしまっていた。春の陽気というものは恐ろしい。
さて巷ではwindowsXPのサポートが切れるだの切れないだので一寸した話題になっていて実際に昨日で切れた訳だが、小生は買い換えようと思っていて気が付いたらサポートが切れる当日を迎えていた。この日曜日には買いに行こうと思っているがうららかな春の陽気がそれを許してくれるかどうかはまた別の問題である。

2014/4/1
さてもう四月である。進学、就職、新学年等、いよいよ新しい環境での生活が始まろうとしている諸兄も居る事だろう。もしかしたら「スタートダッシュを決めてライバルに差を付けちゃえ!」だの何だのよくわからない雑誌の受け売りの様な抱負を持っているかもしれない。
だがちょっと待って欲しい。環境が変わると言う事は当然人間関係もがらりと変わると言う事だ。そんな中で変に活躍すれば、嫉妬を買う恐れもある。妙に馴れ馴れしい奴との印象を持たれてしまうかも知れない。或いは、純粋に力尽きてスタートダッシュを切ったはいいもののすぐこけてしまいあっという間にビリに、なんて事になるかも知れない。
要は普段どおり、浮き足立たずにやるのが一番である。だから今月から頑張ろうなんて無理はせずに、様子を見つつ普段どおりの自然体で行くのがいい。
特に環境が変わったりしない諸兄も、せっかく暖かくなってきてのんびり出来る気候になってきたのだから、暑くて気だるくなってくる前のひと時くらいゆっくりしてもいいのではないだろうか。
小生は特に何も無いのでもしものときに備えて今月は変に気負わずに生活しようと思う。

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