梁の上から


2014年2月

2014/2/27
昨日は晴れていて比較的暖かったので上野恩賜公園に行ってきた。こういった観光地に出かけると平日でも老若男女問わず沢山の人が居て、決してこんな時間にヒマしているのが自分だけでない事がわかって安心する一方、野朗一人でぶらついているのが自分だけだという事もわかるので、そういうのを気にする人にはお勧めしない。
さて上野についてからまずは動物公園に行った。動物園の醍醐味と言えば動物を眺めて癒される事だろうか?自然や命の大切さを学ぶ事だろうか?いや、どちらも違う。聡明な読者諸氏ならお気付きの事だろうが、動物園に社会の縮図を見る、これである。ここにおいて動物園はこの社会であり、動物園の運営者とは資本家である。そして動物は我々で、客は我々でない一般大衆である。つまり、我々は柵の中の動物を見て、危険だが自由と平等に溢れている自然状態と、資本家に飼われそのお零れに預かり、抑圧されてはいるが安全安心を得られる今の社会、どちらが幸福なのか、そういった事に思考を巡らせる、これこそが動物園の醍醐味である。
そして次は国立科学博物館に行った。ここには宇宙の、地球の、そして人類の偉大な叡智や功績、奇跡の軌跡が一堂に会している。見学している時にこう思わずには居られないだろう、「この世界は何と素晴らしいものだろう」、と。そして我々はその偉大な歩みの結晶なのだ、とも感じる。ここから先に何を思うかは各人で違うだろう。小生のように興を削がれるのもまた一興である。
さて最後は恩賜公園内の散策である。いずれ桜も咲いてくるであろう。春を探すのも良い。或いは、大道芸人を眺めるのも様々な意味で非常に面白い。不忍池の近くに行けば、飲んだくれ等の所謂駄目人間や鳥に餌をやったり話しかけ続けている人間も見られる。寺参りもいいだろう。

そして今日はこの文を書いていた。明日?そんな先のことは、わからない。

2014/2/20
よく何らかの施設で「来場何人突破しました!記念に何人目のお客様には記念品とその他を贈呈!」みたいなのってあるけどあれ本当にぴったり来場何人目の人間なんだろうか。
こっちは来場人数なんかカウントしてないわけだし、やっぱりてきとうに誤魔化して家族連れに当たるようにしてるんだろうか。まぁ確かに男一人の奴が当たったりしてキャラクターと記念写真とか記念品とか贈呈されてもお互いに困るかもしれないけど。
となるとやっぱり皆誤魔化してて暗黙の了解的に誰も突っ込まないだけか。俺も突っ込むのは辞めておこう。本当に来場何人目なんだということにしておこう。
暗黙の了解、便利な言葉だね。

2014/2/13
今日は、というかここ数日ノーマルでクリアして満足していたHalo:Reachのレジェンドに取り組んでいた。無料メンバーだしフレとかも居ないんで勿論ソロ。
そして今日何とかクリアして実績「償いの記念碑」を解除。最初何て読むのか解らなかった。最終ステージの終盤で何故か難易度がノーマルに変わってるのに気付いてかなりがっかりした反面、確かに簡単だった気はしていた。
ストーリーとかゲームバランスとかはここで語る事も残ってないくらい語りつくされてるけど、これだけは言っておきたい。アサルトライフルも使おうと思えば使える。もっと労ってあげて。わりとかっこいいし。
プラズマガンなんかいつでも拾えるんだしせめて全弾打ち切ってから捨てて欲しい。まぁDMRかニードルライフル辺りがあったらと割りとすぐ捨ててたけど。
とにかく偉大な事業に挑戦しそれを達成するのは素晴らしい事だと実感した数日間だった。この感動を忘れないうちに積みゲーでも消化しようと思った。

2014/2/8
今日の関東地方は「二十年に一度」らしい大雪が降り、テレビのニュースもその話題で持ちきりであった。電車の遅延やら何やらで面倒な事になった読者諸氏も居ることだろう。小生もエアコンの室外機が雪に埋まってしまい、点けられないまま一日を過ごし、動かなくなる手や足、抑えがたい震えと戦っていた。
さて首都圏で雪が降り、ちょっとした混乱が起こる度に「この程度の雪で大騒ぎするとかこれだから東京は・・・」といった雪国民の言動を見かけることが少なくない。言う方、言われる方にもそれぞれの思惑があろうが、それは置いておいてふと思ったことがある。
まず首都圏=姉、雪国=妹と置き換えてみよう。この姉妹は別に仲が悪いってわけじゃないんだけど、スタイルが良くて成績も優秀、クラスの人気者な姉に妹はちょっとしたコンプレックスを持っているんだ。それで妹が姉より優れていると思っている事の一つが雪慣れしている事で、たまに雪が降ったときに滑って転んだりわたわたしてる姉にここぞとばかりに「お姉ちゃんこの程度の雪でそんな騒ぐなんて何なの?」みたいに雪慣れしてるアピールをする。そうすると、お姉ちゃんが転んだりしながら「妹ちゃんは雪に慣れてて凄いね〜」って妹を褒めるんだ。そうすると妹は「このぐらい当然」みたいな事言いながら内心嬉しくて得意げな感じになるんだ。
それか優秀なんだけど天然な姉としっかり者の妹で、雪が降るたびにてんやわんやになる姉を「もう、しっかりしてよね・・・」みたいな感じで半分くらい呆れつつ見守る妹とかもいいですね。
そんな風に姉妹みたいな感じにアレしてアレすると凄く可愛いくていいなと思いました。以上です。

2014/2/1
そう毎日毎日面白いことがあるわけではない。何か面白いことが欲しければ、こちらから探しに行かねばならない。まさに、「幸せは歩いてこない だから歩いてゆくんだね」という歌詞の通りである。というわけで、今日は退屈だったので少しばかり遠出する事にした。どこに行こうか。何を隠そう、小生は動物園や水族館、博物館等が好きだ。上野にでも行こうか。
・・・しかし何か心に引っかかるものがある。何か大事なことを忘れている気がする。何か大事なことを・・・試しに今日の日付を確認してみる。今日は2014年2月1日、土曜日である。喉まで出掛かっているんだが、まだわからない・・・そうか、思い出した、土曜日といえば世間一般では休日だ。これでは何処に行っても黒山の人だかりだ。
さらに「犬も歩けば棒に当たる」という諺もあった。「外ではどんな危険が待ち受けているかわからない」といったような意味だったはずだ。確かに外は危険で溢れている。車に轢かれたり、通り魔に会う可能性もある。もしかしたら隕石が降ってくるかもしれない。それとも凄腕のスナイパーに狙われているかも知れない。あるいは曲がり角でパンを咥えた美少女とぶつかるかも知れない。職質されるかも知れない。女子高生の集団にギャハハキモ〜いとか言われるかも知れない。考えただけで、恐ろしい。かような外の世界に、どんな面白いことが待っているというのか?
この命題について考えねばならぬ。考えねばならぬ・・・。

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